私の職業は、ズバリ!車の調査です。
何を調査するのかというと、
車の車検が切れる月を調べることです。
この情報を収集する方法はすごく簡単なんです。
その情報が、中古屋さんや修理屋さんに1台当たりの情報料と
して約20円を報酬として頂けます。
それでは情報収集の方法をご説明します。
一般に乗られている乗用車には、
フロントガラスにステッカ−が貼られています。
そのステッカ−の色と数字を見れば、
いつ車検が切れるかわかるんです。
ステッカ−の色は4色あって、
次の通りになっています。
青色:平成15年に車検が切れます。
赤色:平成16年に車検が切れます。
緑色:平成17年に車検が切れます。
橙色:平成18年に車検が切れます。
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青色:平成19年に車検が切れます。
赤色:平成20年に車検が切れます。
緑色:平成21年に車検が切れます。
橙色:平成22年に車検が切れます。
車検ステッカ−の色は下記の順番で回ります。
青色→赤色→緑色→橙色
例えば、ステッカ−の色が赤で、数字が8の場合、
その車は平成16年8月に車検が切れます。
ステッカ−の色が緑で、数字が12の場合、
その車は平成17年12月に車検が切れます。
ステッカ−の色が橙で、数字が3の場合、
その車は平成18年3月に車検が切れます。
軽自動車の場合は黄色しかありません。
15/8とか17/2などステッカ−に
書いていますのでわかりやすいです。
ちなみに15/8は平成15年8月に
車検が切れるということです。
17/2は平成17年2月に車検が切れるということです。
これで、その車がいつ車検が切れるのかわかりましたね。
試しに、ご自分の車の前に立って見てください。
すぐにわかりますよ。
早起きは三文の得と書きましたが、
早朝の5時から7時の間が
一番調査しやすいです。
昼間だと、車を乗っている方は仕事に出かけていますよね。
でも、早朝だと皆さん家にいますので、
車の調査をする場合、非常に効率がいいのです。
用意するものは、ご自宅周辺の地図と鉛筆と
蛍光ペン(青、赤、緑、橙)です。
地図は、できればゼンリン社の住宅地図がいいのですが、
図書館等でコピ−したものでもいいです。
無理して買う必要はありません。
用意が整ったところで、具体的な調査方法をお教えします。
(カ−マップの作り方)
住宅街にでかけて、住宅の敷地内にある車を調査します。
ステッカ−の色が赤で、数字が7の場合は、
地図上の住宅を赤で塗り、その上から鉛筆で7と書きます。
そうすることによって、その家の人の車が平成16年7月に
車検が切れることがわかります。
ステッカ−の色が橙で、数字が8の場合は、地図上の住宅を
橙で塗り、その上から鉛筆で8と書きます。
そうすることによって、その家の人の車が平成18年8月に
車検が切れることがわかります。
どこの誰がいつ車検が切れるのかわかればよいので、
他にももっと楽な調査方法はあると思います。
それと、他人の敷地内には入らないでください。
道路からステッカ−を見てください。
私の経験上、住宅街だと1時間当たり約100台は
調査できます。
昼間だと1時間当たり約50台になります。
例えば、2時間で200台調査すれば、一台当たり20円なの
で、2時間で4000円ですよね。
1業者に情報を提供するだけで4000円です。
あなたの地区には中古屋さん・車検業者さんは
どのくらいありますか?
もし、5つの業者に情報提供した場合、2万円ですよ。
業者はこの情報を非常に欲しがります。
特に車検業者は、どこの誰がいつ車検が切れるのかわかれば、
業者自らアプロ−チできるので、業績が格段に上がります。
だから、この情報を欲しがるのです。
みなさん、車はいつ買われますか?
私は、車検が切れそうになるときに車を買ってきました。
中古屋さん(ディ−ラ−でもいいですよ)がこの情報を
欲しがる理由がわかりますよね。
あなたは、今まで中古屋さんから電話または訪問営業をされた
ことはありますか?ほとんどないですよね?
私はもちろんありません。
中古屋さんは、お店でお客様を待っているだけですよね。
(待ち営業)
でもこの資料があれば、車検が切れそうなお客様に対して、
中古屋さん自らが、営業(アプロ−チ)をかけれるんです。
(攻めの営業)
この不況下で余程立地条件が良くない限り、
(待ちの営業)だけでは、苦しいはずです。
(攻めの営業)を加えることにより、
売り上げを倍増させることが可能なのです。
だから、中古屋さんは、この情報を欲しがるんです。
私は現在、35000件の中古車情報を所有しています。
ボロ儲けです。
でも寝不足です。
これは、どうしようもないので諦めてください。
とりあえず、3000件くらい調査して整理すれば、
後は、車検業者(修理屋)や中古屋さんに
FAXでお知らせするだけです。
例えばFAXで、「車のリサ−チをしました。
車検が切れる月と使用者宅がわかるようになっています。
御社の営業のアイテムとして如何でしょうか。
1台当たり20円となっております」
等いろんな文章が考えられますよね。
情報提供を望む業者は、私の場合2%です。
私が住んでいる地区(○○市)人口20万都市は、
車検業者が約500件あります。
500件と聞くと非常に多いように思われますが、
○○市は世間一般では田舎と言われています。
あなたがお住まいの地域のタウンペ−ジで調べてください。
車検業者(修理屋)だけでも非常にたくさんあることが
わかるはずです。
例えば、3000台の調査が終了したところで、
500件の業者にFAXを送ると、
(2%なので)10件の業者に情報提供することになります。
一台当たり20円なので、
10件×20円×3000台=600000円です。
それでは、時給の計算をしましょう。
30時間あれば3000台は調べられます。
仮に、整理するのに30時間掛かったとしても
(まずそんなに掛かりませんが)、
全部の作業に60時間なので、時給1万円ということになります。
(これを最低ラインとして考えてください)
この仕事は、本当に誰でもできます。
調査だけだと子供でもできます。
自分で働くのが嫌な方は、1台10円でアルバイトを雇うのもいいでしょう。
家族全員で早起きして調査するのもいいと思います。
いろいろなアイデアが浮かんできますね。
最初のうちは、調査台数を増やすことに念頭をおいて、
作業をしてください。
日々の積み重ねが非常に大事です。
それでは「早起きは三文の得」を実践してください。
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